3月2日、区切りの日。

本日をもって、お世話になった養成所を卒業することになりました。
正所属ということではなく、所属に至らないという意味での卒業です。

事務所に必要な人間になることができなかったこと、そして今まで助言を下さった方やお世話になった方に良い報告ができなかったことが本当に悔しいです。
結果の出せない人間でただただ申し訳ない。
それにつきます。

この数年、実はナレーションを楽しむ余裕がなくなり、私は何者になりたかったのか、わからないままもがいていました。

恩師に報いたい。
ここで辞めては申し訳がたたない。
それだけが原動力だった気もします。
そんな中途半端な考えのものが、本気のライバルにかなうわけがないですよね。
結果を聞いたときも、悲しい、悔しいよりも当然のことだと、ただそう思いました。

そんなわけで、ひとつの目標を失った今。
今後どのようなステップに進めばいいのかを考えています。
自分はどんな表現者になりたいのか。
そのためには何が足りなくてどんな努力をしないといけないのか。
肩書きに拘る必要はあるか。

幸い今の私には時間があります。
じっくり考えてみたいと思います。

今まで相談にのってくれた方、応援してくれた方、こんな情けない私でごめんなさい。
でも、私は表現者であることを諦めません。

天性のセンスも真摯に努力する才能もない奴が往生際悪く足掻いて、はたからはさぞ滑稽に見えることと思います。

みっともない人生かもしれませんが、私はまだ走り続けます!!