サイレントヒルf【狐その尾を濡らすED】感想

3周目は、順当に「狐その尾を濡らす」EDにしました。
分岐条件は以下の通り。
 ・赤いカプセルを一度も飲まない
 ・霊刀を所持している(怨念は祓わない)


ちなみにうっかり「胡坐の布袋様」を手に入れてしまっているのですが、
影響なく上記EDにたどり着けました。
真EDの場合は胡坐の布袋様を入手してはいけないそうなので気を付けます。

私の解釈によるED概要

(↓あくまで私の解釈です)
寿幸からの手紙は恋愛成就の呪いの符だった。
呪いの影響で寿幸との文通に次第に夢中になり、これが恋なのかも…私はこれで幸せになれるのかも…
と、雛子は縁談を受けることにしたのだった。
だが、人形の助けもあり、ギリギリで本来の自分の意思を取り戻した雛子。
 (俺はお前が自分の考えを示せるって信じてたぜ☆ by修)
「こうなったら狐の神隠しと称して連れ去り、雛子を自分のものにする!」
と言う七尾の狐に姿を変えた寿幸と本音でぶつかり合い、打ち負かし、脱出することに成功する。
 (男なら 引き際も大事か… by寿幸)
ラストシーンでは、神宮から逃げてきたのが、花嫁装束姿の雛子と来賓のフォーマルスーツを着た修であること、また千鶴屋が普通に営業されている(街に異変はない?)ことが示唆されている。
めでたしめでたし。
しかし、その後に流れるラジオからは、
硫化水素を含んだ温泉水が噴き出した例の事件を伝えるアナウンスが流れていた…

時系列について。

無差別殺人事件:明治13年5月21日

温泉水事件:昭和20年4月21日(上の写真より)

母の日記の日時:昭和36年4月7日
「あんなことになるなんて信じられない…」という日記。

清水家で手に入れたカレンダーは
清水家(一):1962年(昭和37年)10月6日 土曜 仏滅
清水家(二):1960年(昭和35年)5月26日 木曜 赤口
   (父に逆らって喧嘩をした時の回想の後で手に入れた日めくり)
清水家(三)ではもともとかかってるんだけど、4月7日?と書いてあるっぽい。

少なくとも、新聞記事にあった温泉水の事件は雛子たちの結婚云々だとかの時期よりは15年ほど前のことのようですね。
昔から戎ヶ丘ではこの温泉水の事故を「水龍様の怒り」とする信仰があったということを示唆するための新聞記事なのかな。

雛子の日記には年代は書いてなかったけど、結婚式は4月7日のはずなので、
母の日記から結婚式は昭和36年4月7日だった?と考えられる。
ただ、そう仮定すると、清水家(二)の昭和35年5月26日は何があった日なのか…?
結婚式のどたばたから1年もあとに…?ってなるもんね。

ちょっと他にもヒントになりそうなものがないか引き続き探してみます。

ちなみに今回は配信でやりました。

つまり、今回わかったこと。

結局何もわかんねぇってばよ!

ちょっとずつ見えてきたことはあります。
寿幸の想い。
雛子の想い。
修の想い。
凛子、咲子のそれぞれの心の闇。
常義(常喜?)家の事。
戎ヶ丘の土着信仰や環境の事。

ただ、まだまだうまく線でつながらない。
うまくつながることはあるのでしょうか…
ちなみに私うみねこのなく頃にの大ファンで、大好きだという前提でちょいネガティブなことを言うと
竜ちゃんの作品は、読み進めているときが一番楽しいんですよね。
めっちゃよくない言い方をすると、風呂敷を広げるのはうまいが畳むのがお上手ではない印象があって。
真ENDでどこまでスッキリできるのかな~とどきどきしています。